現在、免疫力を高めるということに注目が集まっています。
免疫力を高める為に、腸内環境を整えたり、睡眠の質を上げたり、様々な方法がありますが、今回はその一つ、運動が免疫力を高めるか否かというテーマでお話ししていきます。
結論からお伝えすると、
長期的には免疫力は向上する
ただし、短期的にみると免疫力は下がる危険性がある
と言うふうに考えています。少し驚きですよね?
今回の記事では
- 運動と免疫力〜長期的視点〜
- 運動と免疫力〜短期的視点〜
- 実際にどのくらいの運動をすれば良いか
こういった点を知ることができます。
3分程で読めますので最後までご覧ください。
運動と免疫力〜長期的視点〜
長期的な視点で考えると免疫力の向上が約束できます!それは
体温アップ
体力アップ
の2つの点で言えます。
体温アップ
基礎体温が上がることによって免疫力は向上します。
体温が1度下がる30%免疫力が下がると言われてきます。
なぜかというと、体温が下がることで血行が悪くなります。
血行が悪くなることで白血球の働きが低下します。
白血球は菌と闘ってくれるものですので、白血球の働きが悪くなる=病気になりやすくなるということです。
逆に体温を1度上げることができれば、その免疫力は5倍まであがってくれるのです!
体力アップ
体力が上がることで、疲労感やストレスを感じにくくなります。
多くの方が、疲れている時に病気を発症しやすかったりという経験があるのではないでしょうか?
身体と心、そして免疫力は大きな関わりがあります。
それらの底上げをしておくことは、とても大切になりますよね!
この体力に関しては後程また出てきます!
運動と免疫力〜短期的視点〜
では、運動を行うことで、短期的にみると免疫力が下がるとはどういうことか、解説していきます。
長期的な視点の際に出てきた、
「疲れている時に免疫力が低下する」
という点ですね。
当然運動をすると疲れます。つまり、運動直後は身体が疲労している為、免疫力が低下してしまうのです!
その運動が激しければ激しいほどに免疫力の低下は著しくなってしまう為、
今すぐ体力をつけて免疫力を高めようと思って、ハードなトレーニングを行うことは逆効果ということです!
適度な運動で、長期的な視点を持ちながら免疫力を高めていきましょう!
どのくらいの強度がいいの?
そんなふうに言われてもじゃあどのくらいの強度で行えば良いかわからないよ!と思うと思います。
大丈夫です!解説していきます。
元ボディビルダーの山本義徳さんが「101理論」というものを唱えておりまして、僕は納得しています。
101理論とは、自分の限界が100だとして、たった1だけ上回れば成長するという理論です。
120、130という風に強く追い込みすぎる必要はない、という主張ですね。
この理論を利用することで激しすぎるオーバートレーニングをしてしまうことがなくなります!
僕は普段ボディビルダーのトレーニングや食生活を参考にしません。
なぜなら、あの方達は身体を作ることを生業としており、健康や関節の痛みなどは度外視して身体を作ることに専念している方たちだからです。
それを否定しているわけではありません!しかし、それを私たち一般人に向けて発信するのがあまり良くないだろうということです。
ケトジェニックダイエットや糖質制限、そして関節を痛めるトレーニングフォームなど、健康を害するものがたくさんです。
ただ、この101理論はオーバートレーニングを防ぐ上でとても大事な考え方になりますので、皆さんも知っておいてくださいね!
よってトレーニングは限界+ちょっとでやろうということです!
例えば腕立てなら姿勢を維持してできるところまで繰り返して、維持できなくなったらそこからプラス1回だけやる!みたいなことですね!
皆さんのトレーニングにいかしていきましょう!
まとめ
今回の記事をまとめると
- 長期的視点では免疫力アップ(体温、体力)
- 短期的視点では免疫力ダウン(体力)
- 101理論を利用した適度な運動を心がける
こういった内容でした。
継続して地道に続けることで、菌にも負けない強い身体を手に入れられるということです!
1日5分からでも構いません。
今日から、いや今から運動を始めましょう!!!
完全無料の「継続力」と「理想の身体」が手に入る17日間
あなたのご参加をお待ちしております!
詳細はこちら↓
Youtubeで皆様の役に立つ情報や、自宅でできる運動・ストレッチを配信しています!
YouTube宮澤海志(パーソナルトレーナー)
大手フィットネスクラブでグループレッスン(レスミルズや運動講座)を行いながら
月80セッションを行っていた。
2020年1月に埼玉県狭山市にて「Best Life Gym」を開業。
運動とタイ古式マッサージを組み合わせて、身体を根本から改善し、
「過去最高のあなたをつくるジム」というテーマで活動中。